静音計画 風切り音低減モール バイザー用を試す

車中泊と防音施工

車の防音施工をしていくと、防音用品がどういった騒音に有効化というのが分かってきます。
車の車内に響く騒音の発生源にはいくつかあって、
・タイヤを伝ってくるロードノイズ(低音)
・風切音(高音)
・エンジン音(低音~中音)
という感じになりますね。

これら全てに対応できる製品から施工するのが最もお金のかからない方法でしょう。

今回紹介するのは、風切音を低減するためのもの。
車を購入する際、アクリルバイザーを取り付けた人のためのものですね。

窓の上の部分に取り付けられているアクリルバイザー。
ちょっとだけ窓を開けて、外気を取り入れることができるので結構便利なんです。
夏場とか、停車中に窓の上の部分をちょっとだけ開けておき、熱を外に逃がしたり。
たばこを吸う人は煙を逃がすのに使ったり。
雨の日に車内に雨が入り込みにくいので便利という物ですが、この部品は気流を乱すのか結構な風切り音がします。

風切り音は風の強い日や、60km/h以上の速度で走ると目立ってくる高音域の音ですね。
「ピュウウウウ~ヒュウウウウ」という音は、ロードノイズの大きい車の場合それほど目立たないのですが、ロードノイズ低減マットや各種の防音ゴム施工をしてくると、ロードノイズ以上に目立って聞こえてきて不快になってきます。

今回はこの、バイザー用の風切り音低減モールを施工します。

この製品、簡単に施工できるようで案外難しかったりします。
というのもバイザーの形状が車によってはかなり特殊で、アクセラの場合は内側に若干入り込むような形状となっているので取り付けが難しかったです。

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とりあえず、これが取り付けた状態ですね。
内側から見ると結構目立つのでいやんな感じですが、外から見ると全然目立ちません。
バイザー自体がスモークがかかった色で、この風切り音防止モール自体もスモーク色をしているから目立たないというわけですね。

ですが車内から観るとかなり目立つので、慎重に施工しないとみすぼらしくなります。

とりあえずはぐるぐる巻きにしてある製品を手でまっすぐに伸ばします。
んで、バイザーに当ててみて寸法をあわせてカット。
そして貼り付けるわけですが、このとき必ず脱脂を行うこと。

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シリコンオフなどの脱脂剤がオートバックスなどに売っていますので、これを利用します。
くれぐれもブレーキクリーナーや変な有機溶剤を使わないように注意してください。
強い有機溶剤はプラスチックなどの樹脂を侵食してしまうため、専用の製品を使用した方が無難です。

シリコンオフをティッシュに吹きかけ、このティッシュでバイザーを清掃します。
十分乾いたらモールを取り付けるのですが、必ず一度はバイザーに当ててみて、取り付けがうまくいきそうか試すこと。
両面テープは付けたりはがしたりを繰り返すと粘着力が極端に落ちます。
ただでさえ外気に触れるモール部分に取り付ける製品ですから、慎重に。

取り付けた後の感じですが、高音域の風切り音がかなり低減されます。
元々の音は、まさに風を切るような「シャー」という音が耳障りでした。
特に名古屋の湾岸道路などの風の強い道を走る際に効果がよく分かりますね。
速度で言うと70km/hほどの走行速度の際の高音が軽減されたことを体感できます。

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