車内で家電を使用するインバーター

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車内で家庭用100vの家電を使いたい!
でも車のバッテリーは12vか24v・・・。

こういう場合にはインバーターを使用します。
インバーターは12vの直流電源を100vの家庭用正弦波交流に変換する機械ですね。

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矩形波形インバーターにヘアアイロンを繋いだ例。
ヘアアイロンは何故か安物の矩形波形インバーターは動かない場合が多い!
消費電力は少ないので、ある程度廉価な正弦波インバーターを準備しましょう。
<<2
使えるアイロンもあるにはあるのですが・・・。

インバーターは各社様々なものがありますが、極力容量の大きいものを選ぶべきですね。

また、きれいな正弦波交流のものを選ぶべき。

専門的な話になりますが、安物のインバーターだと100vに変換はしているけれど波形がガタガタですので、精密機械には向きません。
ノートパソコンやスマートホンの充電に使用するならば矩形波形インバーターでもいいのですが、モーターなどの回転機を使用する場合、きれいな正弦波交流が出るインバーターを選ぶべき。
当然、値段も高くはなりますが。

なるべくワット数の高いものを選択しないと、消費電力の大きい機械は使用できません。
私の場合は天然パーマなのでドライヤーとヘヤアイロンを使用したいので、大きいものを選んでいます。

ただ、仮にワット数の高いタイプのインバータを購入しても、車のシガーソケットの電流ヒューズは15A程度が普通のため、「インバーター容量でかくしたからドライヤー使っちゃえ!」と大消費電力の機器を接続すると、車のヒューズが切れるでしょう。
以前、出雲大社へ行った際にこの状態になってしまい絶望した経緯があります。
ディーラーの人が好意でダッシュボードの裏側にシガーソケットの分岐ソケットを付けてくれたのですが、これがカーナビなどの電源と共用にしてあるのを知らずに、インバーターの電源を接続。
カーナビ系統の電源は5A程度のヒューズを使っているので、インバーターでヘアアイロンを使用したらヒューズが飛びました。

早朝5時に車のトランクを開けたり、ヒューズボックスをあけたりして原因を追及し、ヒューズが切れているのを確認・・・。
しかし替えのヒューズがない!

道もなにも分からない旅先でカーナビが使えなくなったあの恐怖・・・。
仕方ないのでアンドロイドスマホのカーナビを使用するけれど、当然のごとく性能が低いので、へんてこな案内をする。

道に迷いながらなんとか出雲大社へとたどり着き、近くのオートバックスでヒューズを購入して事なきを得ましたが、あれは痛い思い出でしたね・・・。
旅から帰った後、インバータを15Aのソケットへと接続しなおしたのは言うまでもありませんね。

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車内12vで使えるドライヤーというのも売ってはいるみたいですが、使ったことはないです。
一応、ヒューズが飛ぶこともあるので、購入したらヒューズも用意して置いた方がよいです。
ここでいうヒューズとは、車本体のヒューズと、インバーターのヒューズの2つですね。

車のヒューズは車によって接地場所が違います(大抵は助手席前のボックス内?)ので、取扱説明書を読みましょう。

お値段も結構かかりますが、まぁ一生ものなのでいいものを買っておきましょう。

2000wタイプのインバーターならば、ドライヤーの使用も可能でしょう。
ただ、このレベルのインバーターともなると電流値は100Aを超えるでしょうから、バッテリー直結でないと使用が難しいですね。
サブバッテリーシステムを組んだ上での導入が前提となるでしょうから、やや敷居が高い感がいなめません。

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