緊急時のためのタイヤ交換訓練2

車のメンテナンス

タイヤ交換記事の続き。
タイヤ交換自体は慣れてしまえばそれほど時間はかかりません。

が、まったく交換方法を知らない状態で始めると、結構な時間がかかる。
旅先でタイヤがパンクして立ち往生してしまったとして、貴重な旅先での時間をタイヤ交換で失ってしまう。
これは大幅な時間のロスになってしまいますよね。
タイヤ交換は訓練を積めば1本10分くらいでできるでしょうが、訓練していないとはじめはなにがなんだかわからないので30分くらいかかってしまうかもしれません。
なので、大体どのような流れで行うべきかを体に覚えさせる意味でも、タイヤ交換の訓練を行なっておきましょう。

まずはタイヤカバーを外します。
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取扱説明書には備え付けのマイナスドライバーみたいなやつで外してください的な事を書いてあるのですが、このドライバーが長くてちょっとやりづらい。
また、タイヤカバー自体は樹脂ですから、不用意な力を加えると割れてしまうので注意。
まぁタイヤカバーなんて安いものですから、新しく買うのもいいでしょう。
良いデザインのものが楽天とかで売ってます。

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ここで注意したいのは、空気注入口の部分は、カバーの形状が違うということ。
カバーを取り付けるときにこの注入口の部分をうまく合わせないときちっと入らないので把握しておく。

次に、タイヤのナットを緩めていきます。

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ナットを緩めるためにはナットレンチを使用します。
車載工具で十分ですが、ホームセンターなどで売ってている十字型のタイヤレンチがあるとなおやりやすいようです。

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これはジャッキアップする前にある程度緩めておくべきですね。
結構硬いので、車に備え付けられているナットレンチを入れて足で蹴る。
このときトルクレンチを持っている人はトルクレンチで緩めればいいじゃない!と思うのですが、トルクレンチはナットを緩めるためのものではないので注意。
トルクレンチの取説にも「ナットを緩めるのには使用しないでね!」と書いてあります。

ナットをある程度緩めたら、次はジャッキアップ。
前の記事で書いたとおり、車の扉をしっかりとしめ、指定された場所にジャッキを設置し徐々に上げていく。
初めは手で回して、硬くなってきたら備え付けられている長いドライバーなんかで回す。

タイヤが5cmほど浮けばOK。
ジャッキアップは、上げれば上げるほどジャッキ自体の転倒の危険性があるので注意。
この時、外したタイヤを車の下に入れておくと良い。
なぜかというと、ふいにジャッキが倒れた場合、タイヤが下に置いてあるのでそれ以上落ちないタメ。
また、ジャッキアップをした後、ゴム製の車止めをジャッキアップしていない側のタイヤの対角線上に2つ入れておくと、なお安全度が増します。

タイヤのナットをある程度緩めてありますから、あとはレンチでナットを全て外し、新しいタイヤに交換。
この場合は旅先での緊急時のタイヤ交換を想定していますから、トランク内などにあるスペアタイヤに交換します。

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このスペアタイヤなのですが、長距離走行するようにはできていません。
あくまで緊急用で、普通のタイヤとは構造が違う点に注意。
スペアタイヤに交換後はすぐにオートバックスやガソリンスタンドなどにいってタイヤを4本全て交換してもらいましょう。

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